202507
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前立腺と栄養素の関連 |
皆様、答えはわかりましたでしょうか?
前立腺肥大に関連する可能性のあるミネラル
それは…
②カルシウム
なのです!
正解されましたでしょうか???
先日、
杏林予防医学研究所 所長の山田豊文先生がFB上で「カルシウムと前立腺肥大」の関係について述べられていたので、ご紹介します
当スクールのカルサイネイザン講習などの中でも栄養を摂る事などの重要性に触れる事も御座いますが、カルシウムについてはあまり触れていなかったかもしれません
骨粗しょう症などの予防の観点から、「カルシウムは骨を強くする」という理由や目的で日頃から意識的に接種されているという方もいらっしゃるのでは無いでしょうか
それでは山田先生の文章をご紹介致します!

【カルシウムと前立腺肥大】
中国の研究チームが全米健康栄養調査(NHANES)のデータを用いて、40歳以上の男性590名を対象に分析を行った結果、カルシウムの1日摂取量が多い人ほど前立腺肥大のリスクが高いことが示されています。

棒グラフを見れば一目瞭然ですが、1日500mgを超えるとリスクが倍増し、それ以降も摂取量が増えるごとにリスクが高まっているのが分かります。
ちなみにこの研究では、食事由来のカルシウムの摂取量のみに注目し、サプリメント由来のカルシウム摂取量は対象としませんでした。
つまり、食べ物に含まれるカルシウムだけで、多い人では1日1,000mgを超えていることになります。
ということは、牛乳や乳製品をとらないとこんな摂取量にはならないはずです。
研究論文では、カルシウムがFGF(線維芽細胞増殖因子)の産生を刺激するという、前立腺肥大との直接的な因果関係が推測されていましたが、牛乳や乳製品に含まれる各種ホルモンやホルモン様物質、飽和脂肪酸なども複合的に影響を及ぼしているであろうことは容易に想像できます。
現に、牛乳や乳製品と前立腺疾患のリスクについては世界的によく知られており、今回の研究論文でも言及されています。
日本でも厚生労働省の研究チームによって、牛乳や乳製品と前立腺がんの関連性が示されていることについては、これまでにも繰り返しご紹介してきました(Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2008)。
一方、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人のカルシウムの推定平均必要量や推奨量は1日600~800mgに定められています。
今回の研究結果に照らし合わせると、この量でも前立腺肥大のリスクを大いに高めることになります。
要するに、本来はここまでカルシウムをとる必要がなく、必要量や推奨量でさえも「とりすぎ」なのではないかと考えられるわけです。
やはり、基準の策定には「牛乳や乳製品をとる前提」の恣意的なものを感じずにはいられません。
そして言うまでもなく、カルシウムを正しく働かせるためにはマグネシウムが不可欠です。
今回の研究結果は、カルシウムとマグネシウムを適切な比率で摂取すること(むしろマグネシウムの摂取を意識すること)の重要性を改めて思い知らされます。
なお、私や知世が監修した一連のムックでは、牛乳や乳製品の問題点をまとめるとともに、杏林予防医学研究所独自の観点から、カルシウムやマグネシウムの摂取源としておすすめの食品をご紹介しています。ぜひ今一度、目を通してみてください。
<参考文献>
▼Association between dietary calcium intake and benign prostatic hyperplasia: a population-based result from NHANES 2003 to 2008
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40529014/
如何だったでしょうか?
骨を強くするため…と、カルシウムを意識してこれまで乳製品を多く摂ってらっしゃった…と言う方もいらっしゃるかも知れません
もし、以下の山田先生の記述をお読みになって、更に気になる方は、【カルシウム マグネシウム】などのワードで検索をかけてみても良いかも知れません
*参考
カルシウムとマグネシウム(カルマグ比) – マグネシウムデータベース
現代人は本当にマグネシウム不足の方が多いと思います
実はマグネシウムってめっちゃ食っちゃ大事なんですよね
マグネシウムとは?体での働きやその重要性、摂取できる食材をご紹介 | 健康食品・サプリメント通販のハウスダイレクト
栄養学等は日々情報が更新されてますので、自分が発信する情報も今後何十年にわたって絶対に正しいとは言えないかも知れません
また、山田先生の引用したデータもアメリカの状況からのデータ集計なので、必ずしも日本で同様とは言い切れないところもあるかもしれません
食生活もかなり違いますでしょうし
ただ、注目すべきは、日本でもカルシウムと前立腺肥大の関連性はこれまでも示唆されている、という事なのではないでしょうか
もしかしたら、食生活等自分の身体に絶対に良いもの…と思っている事が実はあまり良くない事だった…なんて事は十分に可能性としてあるかも知れません
皆様におかれましても、様々な情報も常に意識して、健康寿命を長く保って、いい体調をキープして頂けるのが良いのでは無いか、と思います
施術からも
それ以外の点からも、今後も皆様の心身の健康に少しでもお役に立って行けたら…と思っています
今後ともよろしくお願いいたします
カルサイネイザン、ジャップカサイ インストラクター 大塚丈彦
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